YATAフラッグ
カヤックフィッシング黎明期の頃は、ほとんどの艇が付けていなかったそうです。
そんな中、当時からフラッグの重要性を説いていたのが、田吾作のカヤックフィッシングの師匠であるYATAさんでした。
(YATAさんのHPはこちら→Shallow Water Team FiT Tokyo)
そのYATAさんが、色々吟味した中から「これが一番!」と厳選した素材で作ったフラッグがあります。
それが、このYATAフラッグです。
そしてYATAさんは、フラッグを普及させるという目的のために自費でYATAフラッグを制作し、現場であったアングラーに配布し始めます。
現在、田吾作の他にもYATAさんと交流があった東京湾で浮く一部のアングラー、そして関西で浮く女性アングラーがYATAフラッグを装着しております。
ちなみに、YATAさんは配布した方々から制作費を受け取ろうとしませんでした。
お金を払うと申し出ると、「その分のお金を恵まれない子供たちに寄付してくれ」と言うのです。
そんなわけで、田吾作を初めとするYATAフラッグを装着しているアングラーは、YATAさんの意思を尊重し、フラッグの制作費に掛かったであろうお金を「国際連合児童基金(ユニセフ)の大使である、黒柳徹子さんの募金口座」へ寄付するという形式を取らせて頂いております。
で、何故突然そんな話をし出したかと言うと・・・
本日、YATAさんから「YATAフラッグ New Version」のサンプルが届いたのであります!!
本当に頭が下がる思いです。
で、New Vewsionのフラッグですが・・・
今までのフラッグよりも面積が大きくなり・・・・
フラッグを回転しやすくする事により、風や、沈した時の再乗艇時に水の抵抗にならないよう、ポールにフラッグを通して装着する仕様に変更されていました!
実は、以前からフラッグの掲げる位置について、「もうちょっと高く掲げた方がいいな・・・」と思っていた田吾作。
これを機会に、今後はフラッグの装備を一新し、この新しいYATAフラッグをFUNさんで販売しているフラッグポールに装着して使用する事にしました!
今までのフラッグポールと比べると、高さの差は歴然!
しかも、このフラッグポールは・・・
驚くことに、な・な・なんと分割式なのです!!
そして、沈した時に上部が外れても流出しないように・・・
ゴムでジョイントされております!
さらに、設置はスカッパーホールに差し込んで使うようになっているのですが、万が一スカッパーホールから外れても・・・
ポールが流出しないように、リーシュまで付いてるのです!!
波打ち際での沈が多いフィッシングカヤックですが、アルミパイプ等の丈夫なフラッグポールを使用している場合、沈した時に艇とフラッグポールがガッチリと固定されていると、ポールが海底にぶつかった時に艇にダメージを与える可能性があります。
視認性を考えると高く掲げた方が良いフラッグですが、高く掲げる事によって沈した場合等に上記のような問題も発生するわけです。
しかし、このFUNさんの所で販売しているフラッグポールは、沈しそうな状況の時はスカッパーホールからフラッグポールを外し、上下を分割してスターン側のラゲッジスペースに置いておけば、万が一沈しても艇にダメージを与える事もないですし、ボールやフラッグも流出しません!!
視認性を確保守る為に、「ポール長は長くしつつ、艇から簡単に外す事ができ、且つコンパクトに分割し、リーシュで流出しないようにする」という手法で、長くした事による問題点を克服したフラッグポール。
経験豊富なFUNさんならではのカヤックフィッシングアイテムだなと思います。
(FUNさんのショップはこちら→ Kayak & Fishing Gear FUN)
そんなわけで、田吾作。
今週末から新しいフラッグシステムで出撃です!!
by banzy1998 | 2011-01-25 17:30 | 製品紹介