釣り氏の嗅覚 ~banzyカヤックシーバス(ちょっとオカッパリ)~
このエリアも今回で3回目。先週、先々週と結果が出ていない富津エリアが今回のフィールドです。
よく言われる「3度目のホニャララ」を信じ、今回こそはと息巻いてのトライです!!
まってろぉ~!スーパーランカー!!なんせ今回は「3度目」なんだゼぇ!!!
<11/23 午前1:00 富津市某河川>
その前にオキマリでオカッパリです。
明朝からのkayak爆釣を信じて止まないbanzy。ここはサクッとのつもりです(といいつつ毎回やりこみがち・・・)。
生憎の小雨模様。加えて今回はベイトっ気が殆どありません。でも、この時期ならよくある事です。もうそんな時期なんですね。。
ならば「そんな時期シフト」に作戦変更!!
ベイトは決していないワケではありません。都合よく釣り氏の目に見えないダケ。ならばある程度状況判断で「小魚が溜まる場所」ってコトになります。
例えば、溜まり場の一つ、深場の流れのヨレに溜まっていれば…その日のベイト達は外敵をそれほど恐れていない。つまりスズキ釣りには向かない日ってコトになります。
大きな魚が入ってこれないような浅場で少量でも確認できれば・・・これはチャンスってコトになりますよね。この川に限ったコトかもれませんが・・・
知ったかぶりを決め込み、まずは超シャローエリアへ。
よくよく目を凝らすと…若干ではありますが、小魚のモジリが出ています。少し兆しが見えてきた!!
そして・・・
70ちょっとと60後半釣り上げ。
午前2:30雨も強くなり、状況的にもここまで。次はいよいよkayakだ!!zzz・・・
<午前9:00 富津エリア>
前日このエリアに入られたFUNさん、T.L.O.さんのお話によると、決して良い状況ではない!むしろダメ!!とのコト。。
でもbanzyは今回「3度目」ですから。ってのは内緒のお話!!ムフフ・・・
とりあえず近くのコンビニで朝食。コンビニラーメンを購入。。
コ:「温めますか??」
b:「もちろんですっ!!」
と店員さんに告げている時でした。店の外から「ビリビリ!!」というランカーハンター独特のフォースを感じます。
「で、デキる!!」外に確認しに行こうとするbanzy。すると店員さん、「お客さん!!ラーメンお忘れですよ!!!」と一言。「分かってマスっ!!!」と、こちらも応戦。
恐る恐る外に出てみると・・・フォースの主は疑似餌釣遊倶楽部のトモさん、ゆうたろうさんでした。おはようございます!!
疑似餌釣遊倶楽部さんといえば、数年前のこの時期、すでにランカーパターンを確立されている兵!!
これはラッキーな偶然!!きっとbanzyが放つフォース(という名の殺気)を感じ取ってくれたに違いありません!!
現場に到着。急ぎ支度を済ませ、いつもの5~6mラインを目指します…ンが、気になるトモさん、ゆうたろうさんは、あまり沖を意識していないご様子。。気になる!!アソコにいったいナニがあるんだ!?
とりあえず自分を信じて沖へ…ところが!!いつもの期待反応はおろか、中層反応すらありません!というよりベイト、ゼロ(大汗)
「そんなバカな!!」しばらく漕いでみてもベイト反応は全くと言っていいほどありません。
偶然ジミぃ~な期待反応らしき反応に手を出して・・・
辛うじて1っぴき(汗)75cmくらい。。有難うベイブル・・・(涙)
電話でトモさんに確認してみると、シャローもよろしくないとのコト。。さて、困った。。
その後、小規模なボイルを見つけます。一瞬で消えてしまいましたが、逃げ惑っていた魚は大きなコノシロ!!そこでサラナ125をキャスト。
早巻き、たまにトゥイッチング。するとすぐに「Gong!!」
引きも強いし、これは待望の・・・
ま、まぁ、うれしい外道です!!
その後は反応もなく、休憩を兼ねて海上で集合。ゆうたろうさん、どうでしたか??
どんなマジックを使ったんですかっ!!!腹パンの85cm!!!
俄然ヤル気が出たbanzyにゆうたろうさんが一言。「ベイト反応は特に無かったですよ。特にパターン的なものはないようですね。」
今日は物理的要素一切なし、つり氏の持つ勘とセンス。つまり嗅覚の釣りのようです。。釣り氏の持つ「フォース」がモノを言うってコトなんですね(涙)
しばらくの間、パラダイスを探すべくパドリングを続けますが、何も変化がないまま時間だけが過ぎていきます・・・
で、今回はこの「パドリング」が楽だったんですね。
先週も寒い中の釣りだったのですが、寒さ対策で厚着をしてしまうとパドリング時に大きな負担になってしまいます。
薄着でも保温力抜群の「リトルプレゼンツ SFストレッチフリース」を着てみたんですね。
全然着込んで行かなかったんですが、寒い!と感じるコトはありませんでした。念のためトレーナーを用意していましたが、むしろ途中からレインジャケットを脱ぐくらい。
着心地もロンT程度。フリースといえば某量販衣料メーカーが有名ですが、運動量の多いカヤックフィッシングには少し動き辛い・・・
ちなみに、冷え込んだ深夜のオカッパリでも、このストレッチフリース+トレーナー+レインウエアで無問題でした!!
見た目以上に保温力に優れたリトルプレゼンツ SFストレッチフリース。これからの厳寒期には、下に流行の発熱素材シャツを着れば最高でしょ!!
リトルプレゼンツ
さて、釣りの方は相変わらず何も得られぬまま、時間だけが無駄に過ぎていきます・・・
そこへ田吾作から電話。。暗中を模索している等々、状況を話していると、なにやら沖から叫び声。。どうやら声の主はトモさんのようです。
b:「トモさん、多分釣ったね・・・」
田:「もしランカーだったら、ランカー釣るまで浮き続けろ!!」
team BANZY!!の業務連絡終了後、すぐにトモさんから電話。
ト:「やっちゃいました!!」
b:「ナニをやっちゃいました??」
ト:「90あっぷ!!」
b:「写真撮らせてくださいぃ~(汗)」
やっぱりいるんですね。。再びモチベーションは最高潮!!すると・・・
5~6艇の漁船がフルスロットルでこのエリアに入ってきました。何やら作業を開始されている様子。。
漁師さんが網を入れて生きます。我々の行動範囲にある潮目やポイントに次々と・・・あっという間にこのエリアは網のカーテンに包囲されてしまいました(涙)
この海でお仕事をされている漁師さんにしてみれば、きっとこの時期のこのエリアは宝の山なんでしょうね。。
後で知ったのですが、前日も網が入っていたそうです。なるほど、納得・・・
こうなればディープエリアで頑張る理由などありません。そしてシャローエリアには、いつものイワシの大群。。
不思議と夕マズメまでスズキは付きません。。
ダメもとでイワシ反応に手を出したbanzyに、その後富津の女神が微笑むワケもなく…
またもや不完全燃焼で終了となってしまうのでした(涙)
トモさん、ゆうたろうさん、今日は有難うございました!!fishingの部分は…でしたが、おかげさまでkayakの部分は楽しかったです!!!
その後はオカッパリ…でしたが、開始20分後に急用が入り終了・・・まぁ、次回があります(涙)
魚探反応に頼り過ぎたbanzy。ベイト反応が全て!と、信じて止まなかったのが今回の敗因だと思われます。
以前日記に書いた「Gong!!」のイメージ。banzyの場合、このイメージを作り上げるためには視覚的要素が必要なようです。今回は途中からイメージは消えうせていましたから・・・
釣り氏の持つ第六感、いわゆる「嗅覚」にも磨きをかけなければ…と痛感する釣りとなりました(涙)
スーパーランカーへの道・・・なかなかに険しい。。
by banzy1998 | 2009-11-28 13:41 | カヤックフィッシング