玄界灘へ遠征に行ってきました
今回は、田吾作にとって初となる玄界灘へ遠征に行ってきました。
遠征というと、休みを沢山とらないと行けないようなイメージがありますが、今回参加させてもらって驚いたのは、2泊3日という短期間の日程でも「釣りをする時間を沢山作る」ための段取りの良さでした。
そこで、今回は「玄海灘で釣りをしてみたい・・・」と思っている方向けに、今回の遠征における釣り以外の移動や段取り等についても紹介したいと思います♪
ちなみに、今回のプランはと言うと・・・
★初日
福岡の能古渡船場から出船して釣りをしながら壱岐に向かい、壱岐に宿泊して旨かもんを堪能。
★2日目
壱岐から出船して七里ヶ曽根でマグロと寒ブリを狙い、この日も壱岐に宿泊して旨かもんを堪能。
★3日目
壱岐から出船して七里ヶ曽根でマグロと寒ブリを狙い、17時頃に能古渡船場に戻る
※福岡から壱岐・七里ヶ曽根界隈までは、今回チャーターした船で2時間位かかります。
という釣り三昧&グルメ三昧なプランです♪
ただし、プラン通りに行くかどうかは天候次第。
今回お世話になった「海楽隊」さんは人気の船で1年前から予約を入れているため、場合によっては3日間とも中洲の可能性もあるわけですw
(海楽隊さんのHPはこちら--->http://www.kairakutai.com/)
ちなみに、出発前日の予報では・・・
1日目:何とか壱岐には行けそう
2日目:15m近い強風予報が出ているため、出船は難しそう
3日目:凪予報なので、念願の七里ヶ曽根に行けそう
という感じの予報でした。
で、実際の遠征はどうだったかというと・・・
【初日】
6時40分発の羽田-福岡便に乗るため、自宅から羽田までは海人さんに車で迎えに来てもらい移動。
空港で1杯やってから定刻に出発して・・・
8時40分に福岡に到着です。
空港からの移動は、時間節約のためタクシーで海楽隊さんの船が停泊している能古渡船場に向け出発し・・・
宿泊先界隈にお店がないため途中でコンビニに寄り、遠征期間中に飲むジュース、アルコール、お菓子、初日分のお昼ごはん等々を買い込んで、9時過ぎに能古渡船場に到着。
その後、事前にヤマト便で福岡のクロネコヤマトの集荷センターに送っておいた釣具やクーラーボックスなどの荷物を船長がピックアップして船の前に置いておいてくれてるので、休む間もなく釣りの準備をして荷物を船に積み込み・・・
関東から1000キロ以上離れている福岡ですが、完璧な段取りで朝10時前には出船です!
で、初日の釣行ですが、風がソコソコ吹いていたものの、予定通り壱岐周辺でヒラマサや根魚を狙いましたが、ヒラマサ狙いのジギングは不発。
しかし、キャスティングの方はIさんが怒涛のヒラマサラッシュ(凄)
10キロ超え2本に7キロを1本、ヒラゴを1本と、この日あがった6本のヒラマサ(ヒラゴ含む)のうち4本を一人でキャッチと一人勝ちで終了となりました。
そして、壱岐での宿泊ですが、漁港に到着すると既に宿のマイクロバスが港まで迎えに来てくれていて、船から荷物を降ろして5分後には宿に到着と、釣りだけでなく宿泊に関しても完璧な段取りが組まれておりました。
で、宿に到着してひとっ風呂浴びてからは、お楽しみの壱岐の幸を堪能!
初日は、壱岐牛のしゃぶしゃぶと・・・
ヒラメ、スマガツオ、寒ブリ、真鯛等のお作り。
そして、ヒラマサ、アコウ、サゴシなど初日に釣った魚のお刺身や天ぷら等々・・・
豪勢な食事がテーブルを彩り、完璧な段取りのお陰で、初日から移動日とは思えない充実ぶりでした。
【2日目】
荒天予報だった2日目でしたが、予報程風は吹かず10m前後だったこともあり、この海況ならヒラマサをやれるポイントが幾つかあるということで、8時過ぎにノンビリと宿を出発。
ソコソコのウネリがありますが、船長厳選のポイントをランガンしていきます。
この日は、前日ジギングでのヒラマサがサッパリだったため、皆さんキャスティング中心で玄海マサを狙いましたが、ウネリがソコソコある中でミヨシに立って100g前後のルアーをキャストし続けるのは、小物釣専門の田吾作には相当キツイ作業です(汗)
しかし、今回の田吾作を除く遠征メンバーは、50キロを超えるGTやマグロ、そして30キロを超えるヒラマサやカンパチを上げている大物釣師ばかりなので、皆さん「GTみたいなヘビータックルじゃないから全然楽チン」とケロっとしておりました・・・
で、この日もIさんが絶好調♪
昨日爆釣だったので、皆に気を使ってトモで様子を伺っていましたが、あまりにも反応が無い状況を見て、ミヨシ側にフラっとやってきてキャストして、たった1投で9キロのヒラマサを仕留めておりました・・・
そして、田吾作も頑張って投げ続けた甲斐があって、何とか玄海マサをゲット♪
その後も、ヒラマサメインで夕方までやりましたが、Iさんの釣った9キロを頭に船中4本と、ウネリで実釣エリアが限定されたせいもあり、初日の釣果を上回ることはできませんでした。
とは言え、テレビでしか見たことがない素晴らしいロケーションの中で、おもいっきり竿を振るのは本当に気持ちいいもんです!!
そして、この日も宿に着いてからの夕食は超豪華!
ふぐ懐石がメインという事で、とらふぐの薄造りや・・・
てっちり鍋や・・・
とらふぐの生白子や・・・
とらぐぐ白子を使った茶碗蒸といったフグづくしに加え・・・
玄海の海の幸の舟盛や・・・
この日釣れたアコウやサワラ、ヒラマサ等々刺盛りと行った海の幸に・・・
壱岐牛のカルビといった山の幸まで・・・
2日目も「玄海の海」と「壱岐の旨かもん」を堪能して無事終了です。
【3日目】
最終日となる3日目は、海況も穏やかな予報だった事もあり、朝6時に宿を出て船に全ての荷物を積み込み、田吾作の念願だった七里ヶ曽根に向けて出船し、今回のメインターゲットであるマグロ、そしてお土産用の寒ブリ狙います。
で、本命のマグロはと言うと・・・
ときおり10キロくらいのメジが跳ねているのを見ましたが、船長が頑張って追いかけてくれたもののチャンスらしいチャンスは無く撃沈でした。
そして、10キロからブリと呼ばれるお土産用の玄界灘の寒ブリはと言うと・・・・・
水深100m前後のポイントを頑張ってジギングで狙いますが、釣れてくるのは4キロ前後のワラサばかり・・・
結局、関東ではブリと呼んでもらえそうな8キロクラスが船中で1本だけ上がりましたが、10キロを超える玄界灘の寒ブリを釣ることはできませんでした。
とは言え、ヒラメや・・・
真鯛といった嬉しいゲストも釣れたりしたので・・・
15時に沖上がりするまでに、皆で沢山の魚をお土産を確保する事ができました♪
ちなみに、この魚は全て釣った直後に船長が神経締めと血抜きまでしてくれるので、鮮度バツグンで持ち帰れます。
その後、帰りの道中は凪だった事もあり、17時前に能古渡船場に到着。
そこから道具を片付けた後、タクシ-でクロネコヤマトの配送センターに行き荷物を発送後、福岡空港を21時25分発の羽田行き最終便で出発し、23時前に羽田に到着。
何とか日付が変わるまでに自宅に帰宅する事ができました。
というわけで、2泊3日の短期間にも拘わらず、完璧な段取りで非常に多くの時間を釣りに充てられた今回の遠征。
宿泊、料理、送迎といった宿の手配や、福岡に送った荷物の引取等については、全て今回チャーターした海楽隊の船長がやってくれました。
船長、そして今回の遠征に誘ってくれた海人さん、さらに不慣れな大物釣りで足を引っ張る田吾作に色々とご配慮してくれた遠征メンバーには感謝・感謝です!
来年も、今年釣れなかった壱岐の寒ブリ釣りに何とか日程調整して行きたいもんです!
さて、今回のブログを読んで「俺も玄海で釣りがしたい!!」と思った方もいるでしょう。
ここで紹介したとおり、天候により出船できない可能性もありますが、日程については3日間あれば玄界灘を満喫できます。
あと気になるところは費用かと思いますが、今回の田吾作が負担した費用はと言うと・・・
◎玄海遠征費用
①荷物の発送費用代
往復1万円
ロッドを入れたバズーカと、クーラーボックス、道具を入れたドカット1個、ヤマト便保険70万適用した値段です。
ちなみに、クーラーボックスは帰り飛行機で持って帰ってきました。
②羽田空港の駐車料金
3日分4500円(1日最大1500円です)
これは、皆で行って割れば安くあがりますね♪
②飛行機代
往復2万6千円
今回は、スターフライヤーを利用しました。
ここは、ピーチとかにしたら半額くらいで行けそうですね。
③空港から船着場までのタクシー代
往復3千円(片道6000円 ✕ 2 ÷ 4人)
④宿泊代
2泊で1万8千円
何とビックリ、写真の豪華夕食+夕食事にシコマタ飲んだビール&焼酎代+朝の弁当1日分+昼の弁当2日分込の値段です(驚)
⑤船のチャーター代
6万5千円(3日間で一人あたりの値段)
船長も一緒に壱岐に二泊して、かつ日の出から夕方一杯までやってくれます♪
こんなとこで、しめて・・・
12万~13万くらいです。
外房に行こうと思ったら、交通費とメシ代と船代で2万くらいでしょうから外房の遊漁6日分くらいで玄海で3日釣りができるという事ですね。
それと、海楽隊の船長から田吾作が普段カヤックから釣りをしていると話をしたら、「カヤックで釣りをする方に、是非レーダーリフレクターをつけるように話をして欲しい!」とお願いされました。
これについては、別途ブログで紹介記事を書きたいと思います。
~ 使用タックル ~
★キャスティング1
ロッド-------->SMITH社 Offshore Stick GTK GTK-80SJX
リール-------->シマノ製 14000番(エクストラハイギア仕様)
ライン-------->PE6号+ナイロン100lb
ルアー--------->YAMARIA ローデッドF180、シマノ製 オシアペンシル別注平政
★キャスティング2
ロッド-------->SMITH社 Offshore Stick GTK GTK-70SJH
リール-------->シマノ製 8000番ボディー + 10000番スプール(ハイギア仕様)
ライン-------->PE5号+ナイロン100lb
ルアー--------->スミス製 飛烏賊140HF
★ジギング1
ロッド------>SMITH社 Offshore Stick AMJ AMJ-54L
リール----->ダイワ製 3500番(ハイギア仕様)
ライン------>PE2.5号+ナイロン40lb
ルアー----->SMITH社 メジューム 220g
★ジギング2
ロッド------>SMITH社 Offshore Stick SLJ SLJ-C61M
リール----->シマノ製 ベイトリール 1000番(ハイギア仕様)
ライン------>PE2号+ナイロン40lb
ルアー----->SMITH社 CBマサムネ 155g
★鯛ラバ
ロッド------>SMITH社 LPJC-RS510SC
リール----->ダイワ製ベイトリール(ハイギア仕様)
ライン------>PE0.8号+ナイロン16ポンド
カブラ------>DUEL ソルティーラバー スライド(100g)
~ 使用ウェア ~
アウタ----->リトルプレゼンツ社製 オールウェザーウォームスーツⅠ(ブラックxストーン)
インナ----->リトルプレゼンツ社製 フリースベスト
by banzy1998 | 2014-01-22 23:25 | オフショア